現任者による現任者のための「公認心理師」試験合格を応援するブログ。【Gルート】

第3回公認心理師試験の合格後、登録証が届いたのでようやく落ち着きました。以降は第4回・第5回公認心理師試験に向けた内容を少しずつ書いていきたいと思います。All rights reserved 2019 みやび

【公認心理師】<過去問研究>第3回:問65

※5/16 正式解答に準じて、当初の解答を修正しました。 ③ ⇒ ②

  

問65 9歳の男児A、小学3年生。Aは、学校でけんかした級友の自宅に放火し、全焼させた。負傷者はいなかった。Aはこれまでにも夜間徘徊で補導されたことがあった。学校では、座って授業を受けることができず、学業成績も振るわなかった。他児とのトラブルも多く、養護教諭には、不眠や食欲不振、気分の落ち込みを訴えることもあった。Aの家庭は、幼少期に両親が離婚しており、父親Bと二人暮らしである。家事はAが担っており、食事は自分で準備して一人で食べることが多かった。時折、Bからしつけと称して身体的暴力を受けていた。家庭裁判所の決定により、Aが入所する可能性が高い施設として、最も適切なものを1つ選べ。
①自立援助ホーム
児童自立支援施設
③児童心理治療施設
児童発達支援センター
⑤第三種少年院(医療少年院

 

<答え>②

 

<解説> 難易度 ★★★★(細かい知識と理解が求められる)

①✕ 15歳以上20歳未満で、社会的擁護が必要で、生活の自立や就労支援を要する場合に有力な入所先となる。

②◯ 18歳未満(主に中学生)で、非行や問題行動等を正す場合に有力な入所先となる。

③✕ 18歳未満(主に小・中学生)で、不登校や引きこもり等、子どもの心理的課題を改善する場合に有力な入所先となる。

④✕ 未就学の障害児または通所の必要性が認められた児童が、身近な地域で障害治療のための支援を受けるための施設。 

⑤✕ 保護処分の執行を受ける予定で、心身に著しい障害のある、おおむね12歳以上26歳未満の者の有力な入所先である。

 

<講評>

司法領域と福祉領域の複合問題。「少年の定義」「少年犯罪の司法手続き」「福祉施設の種類」の知識が正答を選ぶのに必要であり、2領域の詳細を理解できていないと答えられない問題。勉強していても★4つ、未勉強であれば確実に★5つのレベルの問題である。どれも解説で書くには細かすぎるが、頻出の知識であるので、時間をかけて対策をしておきたい。